6〜8ヵ月
 体の特徴
7ヶ月頃から歯がはえはじめますが、生え方には個人差が大きいので多少遅れても心配ありません。

舌を見ると白いところと赤いところがあり、地図のように見えることがありますが、
これは本質的なものといわれています。


免疫はお母さんからもらったものがほとんどなくなり、風邪や伝染病などいろいろの病気に
かかるようになり、ひきつけを起こす子もいます。
 発達
乳児期後半は前半期にたくわえた発達の力をもとに外界に向かって働きかけ、
積極的に発達の栄養をつくりだしていく力をきずきます。
喃語(1歳頃には片言)でまわりと交通します。

6ヶ月頃には乳児期後半の最初の発達の節があり、赤ちゃんは外界と1つの結び目をつくります。

ハンカチテスト:一辺が2.5センチの積み木を両手にもたせて、一辺が40センチ四方の布を頭から
           かぶせると 、両方の積み木を落とし、布をとります。
           つまり必死で布をはらいのけるという1つのことにしか注意を向けることができないのです。
 運動
一方の腕を軸にして(外界と1つの結び目で)寝返りをし、またおすわり、ずりばいなどができるようになります。
 認識
人見知りがはじまります。
見慣れた大人をみつけると「アー」といってよびかけますが、見知らぬ人だと無言です。

喃語は「アー」「ウー」だけでなく、「アママ」「アブブなどくちびるを使った音(両唇音)がでます。
この時期に発声量はむしろ少なくなります。
それは他の運動や動作が多いとそれとの結びつきに精一杯で発声の方がおるすになるからです。
 動作
物を目で見て手でつかむことができます。(目と手の協調)
親指は他の4本の指と向き合い、手のひらを机の上にこすりつけて熊手状につかみます。
物を片手でつかみ、両手の間で持ち替えたりします。
物をひっくり返す、引っ張る、うちつけるなどをします。
1つの動作を起点ー方向ー着点と分けて考えるとつかむという起点はありますが、まだ方向も着点もありません。

 この頃になる病気 
 知恵熱

6ヶ月過ぎる頃からよく熱をだすようになります。
この発熱は、赤ちゃんの知恵がついてくる時期と一致してるので、昔は知恵熱とよばれていました。
現代の医学では知恵のために発熱することはあり得ないとされています。
赤ちゃんは生まれてからしばらくの間はお母さんからもらった免疫をもっているので、病気にかかりにくく、
もしかかったとしても、軽くすみます。

しかし免疫をもっていない病気にかかると、重症になりやすいのですが、体の反応が弱いので、
発熱はありません。


6ヶ月を過ぎると、お母さんからもらった免疫はほとんどなくなり、またこの頃から、人ごみに出て
いろいろな病気をひろう機械が増えます。
それに、赤ちゃんの反応力もかなりついてくるので、病気になると発熱しやすくなるわけです。
いちばん多いのは風邪です。
風邪の中には鼻みずやせきの出るものもありますが、発熱だけというのもあります。
ですから、赤ちゃんが熱を出したとき、知恵熱だからといっていつまでも、放っておくのは考えものです。